折り紙飲み会。
前回の日記で書いた、メトロノウツ藤野さんとのごはん会の翌日
今度は別のお友達とのごはん会
この日は夏に田中さんから紹介して頂いて、
その日のうちにすっかり意気投合し、その後月1くらいで女子会的なごはん会を開いているキーボーディストの祐美ちゃんとのごはん会でした
実は、
前に書いたことがあったかな?
スウェーデンのお友達が、病気なのです。
こないだの旅の一番の目的は、
そのお友達のお見舞いだったんだけど、
お友達の入院予定が延びて、ウメオという街ではなく、その人の住む街で再会することが出来たのでした。
日本語が全然分からない、そのお友達は、スウェーデン語がちょっとしか出来ない私に、
根気強く付き合ってくれた最初のお友達。
私の勉強につきあったって、何のメリットもないし、
言葉がうまく通じなくて、面倒に感じる人だっているだろうに、
ずっと変わらず優しくしてくれる人。
私にとって、とても大切な人です。
遠く離れたところに住んでいて、
言いやすかったのか、病気で不安になったときなど、素直にその気持ちを伝えてくれていました。
でも、私は言葉もロクに出来ないから、
励ましたくても、ボキャブラリーが少なくて難しかったり、
あんなにたくさん良くしてもらって、
だけど何もお返しが出来なくて。。。
『もっとあなたを励ましたりしたいけど、スウェーデン語が上手く話せなくて、ごめんね』って言う私を逆に励ましてくれたり
私はお医者さんじゃないから、
目に見えるような治療は出来ないけど、
嬉しい気持ちになってもらったり、
笑ってもらったりするお手伝いは出来るからと思って、
再会のときに、まこっちゃんに手伝ってもらっていろいろしたのでした
まこっちゃんと、そのお友達と奥さんと4人で鶴を折ったとき、
鶴の説明をしたりしてて、
まこっちゃんが『千羽鶴っていうのがあるんだよ』っていうことを言ったら、
『何で千も折るの?』って訊かれて、
鶴は願いなんだよ、っていうことを言いました。
『だから病院でよく見かける』って、まこっちゃんが付け足したときの、奥さんの何とも言えない表情(お友達はちょっと出ていて居ませんでした)、
別れ際に、
『○日から、ウメオに行くよ。 多分、○月まで』みたいなことを教えてくれたときのお友達の表情。
旅から帰ってきたらすぐに通常の生活に戻って
加えて他の作業やら予定やらに終われるのが目に見えていた中で、
中途半端にしか出来なくて実現しなかったら嫌だという気持ちがあって、だいぶ迷ってたんだけど、
ずっと、お友達や奥さんの顔が頭から離れなくて、
やろうって決めたのでした。
千羽鶴。
日本では、ときどき後々困ったりすることもあるから、
贈る前に考えないといけなさそうなときもあるけど、
4人で折った鶴を、大事そうに持って帰ってくれた奥さんの姿を見てたら、
きっと喜んでくれると思って
本当は1人でやろうと思っていたのでした。
だけど、一緒に旅した、まこっちゃんに声を掛けないのは、水臭いかな?と思って、
まこっちゃんにだけ、ダメ元で声を掛けたのでした。
普段の生活もあるし、
忙しいだろうし、
たくさん折って欲しいとは思ってなくて、数羽だけでも、まこっちゃんの鶴が、気持ちが入ったらいいなって。
だけど、まこっちゃんは快諾してくれて、
それからなんと、
自分への決意として(自分の中だけで決めただけだと、うやむやにしてしまえるけど、どこかで発表することで、嘘にならないようにやり遂げられると思って)独り言を残したら、
それでピン!と来てくれたスウェーデン語のクラスメイトtinörks雫さんや、この日あった祐美ちゃんもやりたいと言ってくれたのでした
箇所は違うけど、
去年同じ種類の病気をした、お母さんも、手伝ってくれて、
1人だったら、もっともっと時間がかかっただろうけど、
みんなのおかげで、もうすぐ折りきれそうですアリガトウ!
前置きが長くなったけど、
そんなわけで、祐美ちゃんとはこの日、
鶴を折りながらのごはん会
折り紙を渡して、お家でやってもらって、
今日はごはんと思っていた私に、
『どうせなら折りながら飲もうよ』って言ってくれて、
一緒に作業しながら『折り紙飲み会』に
こういうとき、
女子は強いね
作業しながら、
お喋りしながら、
どんどん折り進めます
しかも、楽しい
一緒に折って、
それからお家で折る分の折り紙も持って帰ってくれました
本当に私は人に恵まれてるなぁって思います
良いお友達に囲まれて、
優しくしてもらって、
本当に感謝
完成して、
この鶴がスウェーデンへ届いたら、
お友達が、奥さんが、千羽鶴を見たら、
嬉しい気持ちになって欲しい。
にっこり笑ってほしい
みんなの優しい気持ちが、きっと病気を良い方向へもっていってくれると信じています。
Lycka till
今日もたくさんありがとう。
伽音
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