ヴェステロースへ①
もう、スウェーデン旅日記も後半になってきました
今日書くのは、
ものすごく嬉しい再会の日のことです
朝早く、
ストックホルムから、バスで行こうと思っていたのですが
お友達のお家からセントラムに向かうためのバスに乗ろうと思ってたら、
なんと私たちに気付かなかったのか、止まってくれず乗り遅れ
急遽、
セントラムからは電車で行くことにしました
向かう先はヴェステロースという街
無事中心地までたどり着きました
日曜日の朝だからか、人通りも少ない
無事切符も買えて、電車に乗ります
シナモンロールが気に入りすぎた、まこっちゃんと私、
事あるごとにシナモンロールを食べます
私は、ヨーグルトと
電車の中から、景色を眺めたいのですが
気付いたら寝てる。。。というような状態の私たち
もう、眠くて仕方がないのです
まずは、再会の前に、まこっちゃんの観たかったところへ行きます
飛行機博物館的なところに行く予定だったのですが、
まだ開いてる時間じゃなかったので、当初バスで到着するはずだった、飛行機博物館近くの、空港へ
小さな空港で、ちょうど着陸する飛行機があるということで、
それを観に2階へ
みんな、待っています
私は、ちょっと離れたところに立って、別の方向の風景を観ていたのですが、
ふと振り返ったとき、
おじさんと目があって
その後、何度も目があって
先日のバスでの女の子のことがあったので、
『もしかして、私、見られているのかしら』と思いながら、
そちらを見ないようにしていたのですがナントナク
後でまこっちゃんに聞いたところによると、
別のところに立っていた、まこっちゃんからも、おじさんが私を見ているのが見えてたそうで
私に気付かれて、何度も目があった後、
おじさんは、観葉植物の陰から私を見ていたそうな
それを聞いて、だいぶ笑いました
そんなに珍しかったのだろうか、私
そんなこんなで、ミュージアムが開く時間になったので、
お散歩しながら、そちらへ向かいます
空港の、観葉植物の陰から見守るおじさんからインスピレーションを受けたのでしょうか
ホームページを見たときに、
『これ、会社じゃなくて、個人がやってるところなのかな?』と思っていたのですが、
多分、そうみたい
すごいです
個人が、すごいいっぱい飛行機とか戦闘機とか、持ってるって
ちなみに、ここのミュージアムのすぐ近くでは、パイロットの学校もあったりするので、
学校で使う用の飛行機なんかもあったよ
入ってすぐは、
『カメラだめって表示ないけど、ミュージアムだし、ダメかもしれない』と思って自粛してたのですが、、、
そのうち多分、シルバー人材的なおじいちゃんが近づいてきて、
いろいろガイドをしてくれたので、『ここ、写真撮ってもいい?』って言ってみたら、
『いいよ』ということだったので、
心おきなく撮りました
っていうか、展示物の飛行機を触れるし(おじいちゃんは『この飛行機のボディは木で出来てるんだよー』とか説明しながら、機体をバンバン叩いたりする
)なかなかにおもしろいところでした
おじいちゃんが近くに居ないときに撮ったので、
なんでか、理由を訊けなかったんだけど、
下についてるプレートにはVOLVOと書いてあるのに、
上のでっかく書かれているところにはVOLOV。。。
古い表記とかなのかしら???
おじいちゃんは、基本英語で説明してくれるので(でも、ゆっくり話してくれるし聞きとりやすい)真剣にヒアリングする私
(集中して聞いてないと分からなくなるから
)
そして、熱く語るおじいちゃん
そのカタチにびっくりして、
おじいちゃんに『あれ、ミサイル』って訊いたら、
『あれは燃料を入れておくものだよ』って教えてくれました
スウェーデンの会社ではなくなってしまったけれど、
スウェーデンといえば、な、SAABやらVOLVOやらが沢山あるのです
説明を聞きながら、
ここは飛行機博物館なので、まこっちゃんのように飛行機大好きっこが集う場所だろうに、
このおじいちゃんは飛行機のことを話すときよりも、
エンジンのことについて話すときの方が熱くなるのは、なんでなんだろう
と思っていたのですが、
その謎が判明
なんでも、
本当はパイロットになりたかったけど、
両親がパイロットは死んでしまうかもしれないからって嫌がったそうで、
だからおじいちゃんはパイロットでなくエンジニアになったんだそう。
作る側の人だったので、
エンジンについて話すとき、思わず熱く語っていたっぽい
とても良い人だったので、完全におじいちゃんのファンになってました
熱く語る姿をパシャリ
おじいちゃんの勧めで、
2階に上がりました
おじいちゃんは1階に留まったので、ガイド終了なのかと思いきや、
追いかけてきてくれた
シミュレーション出来るところがあるからって案内してくれました
中に座るまでは出来たんだけど、
もう待ち合わせの時間になりそうだったので、
おじいちゃんにそれを伝えて、もう行かなきゃと言います
おじいちゃんは
『あぁ、いいよいいよ またおいで、近くに住んでるんだろう?』っていうので、
『違うよ 住んでないよ
旅行で来てるの
』って言ったら、
『なんだそうだったのか』って
頑張ってスウェーデン語で話したから、移り住んだばかりの日本人と思ってくれてたのかしら??
またおじいちゃんに会いに、行きたいです
名前とか、何も知らないんだけど
そんなこんなで、
待ち合わせ場所へ
待ち合わせには、ミュージアムの玄関でと言ってあったので、
外に出てベンチで待機
わくわく
その模様は、また今度
今日も読んでくれてありがとう。
伽音
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