キルナ3日目①
今日はキルナ3日目のことを
朝、目ざましよりも早く目が覚めて、
開けっぱなしにしておいたカーテンの向こうの景色を見ると
ちょっと霧が出ていて、
とても幻想的で
どうしてもお散歩に行きたくなったけど
まこっちゃんはまだ眠っていたので、
もしかしてコテージの中に居ないことに気付いたら心配するかな?と思いましたが、
自分のお部屋で、まだ眠ってると思って、私が居ないこと自体に気付かないかもだし、
大丈夫だろうと思って、1人でトルネ川までお散歩に行きました
空と川の境目が観えない
昨日見えてた景色と全然違う景色を、ずぅっと観ていました
とても静かで、
ときどき鳥の声が聴こえる中、1人歌ってみたり。
ここで、
まこっちゃんが、そろそろ起きる時間だなと思って、
心配させたらダメなのでコテージに戻ります
帰ったら、まこっちゃんはシャワー中だったので、
1人お先に朝ごはん
窓辺に座って外を見ながら食べてたら、
窓のすぐ外の木にお客さん
朝ごはんの後、
自分の準備をしてから、朝ごはんを食べ終えたところの、まこっちゃんにお散歩に行ってきたことを言うと、やっぱり私が居ないことに気付いたみたいだったんだけど、
窓の外にお散歩してる私が見えたらしく
心配しなかったようで良かった
まこっちゃんもお散歩しに行くというので、
私ももう一回行きたいとついて行きました
霧もだいぶはれてきていて、
太陽の光がいっぱいになってきて、
さっきとはまた全然違う風景です。
もうそろそろコテージに戻らないとねっていうことで、
戻りがてら散策してたら
霜が降りてる
キルナに行ったというと、
日本の人は勿論、スウェーデンの人でも『寒かったでしょう』って言うんだけど、
私たちが居たときは-1度から+4度くらいの間の気温で、
乾燥してるし、体感温度としては、そこまで寒くはなかったよ
で、
今のうちに取りに行っておこうってことで、薪を取りに。
こういうところに沢山あります。
何トンかあるから、自由に取って使ってねということで、
ここに取りに行ってました
薪小屋のすぐ近くの、
この道路から町へ行ったり、帰って来たりします。
そして、
昨日と同じ10時少し前にJが迎えに来てくれたので、ハイキングへ
お天気回復して良かったねぇって言ってくれて、
Jが昨日と今日のスケジュールを変更してくれたことに、もう一度お礼を言ったら、
全然大丈夫だよみたいな感じで、
本当に親切アリガトウ!
最初に空港まで迎えに来てくれたとき、
英語で話して良いよって言われたんだけど、
私がスウェーデン語を勉強してるって知って、『どっちで話して欲しい?』って訊かれたので、『スウェーデン語を勉強してるから、スウェーデン語で話してくれたら嬉しい
』と言ってあって。
『じゃあ明日は、ちょっとスウェーデン語で話そう 僕もスウェーデン語の勉強になるしね
』って言ってくれてたのを覚えてくれてたようで、振替になったこの日は、なるべくスウェーデン語で話してくれて嬉しかったです
しかも、ゆっくりゆっくり話してくれるから、とってもありがたかった
車で1時間くらい走ってニッカロクタ(ニッカルオクタ)まで
ムースやトナカイが居ないか探そうってことで、
車窓から探してたら、トナカイが
まこっちゃん撮影
帰り道でもトナカイは見たけど、
ちょうどムース猟が終わった後くらいだったこともあって、ムースはもっと森の深いところとかに居るっぽく、出会うことは出来ませんでした
途中、とっても気になっていて、
Jに、『このベリー、何?』って訊いてみたら
すごい笑顔になって『リンゴンだよ』って
こんな風になってるんだねぇ
ベリーだけの状態になってるところしか見たことがなかったので、とっても嬉しかった
いっぱいあって、
『これ、食べてもいい?』って訊いたら、
『いいよ だけど、もう霜が降りてるから、水っぽくなってて、あんまり美味しくないよ』って。
確かに、ちょっと水っぽかったけど、
初めての野生のリンゴンベリー
感動でした
何か気になる植物がある度にJに訊きます。
イングランドの大学で、そういうのを勉強してたらしく、とても詳しいJ
『スウェーデンの植物はイングランドとは違うものもあるから、分からないものもある』って言ってたけど、それでも沢山教えてくれたよ
リンゴンベリーと同じく低い位置に生えてた
これも、時期は過ぎてるって言われたけど、食べたよー
あと、
名前は忘れちゃったけど、これはブルーベリーではなくって、
お酒の『ジン』に入ってるものなんだって
確かに、味がしたよ
でも、沢山食べたらおなかを壊すから注意が必要らしい
そんなこんなで、
ベリーやキノコ、そのほかの植物についても教えてもらいながら進みます。。。
で、ずっと
『なんか見たことあるんだけど、もしかして。。。』って思ってた予感が的中
去年、凍った川の上で魚釣りをする現地ツアーで来たところでした
まこっちゃん撮影
去年、ハート型だよって教えてもらったところ
まこっちゃん撮影
去年は、雪がいっぱい積もっていて、
スノーモービル(に自分で乗るのは怖かったので、引っ張ってもらった)で、通った道のり
途中の川に立ち寄って水を触ったら、気持ちよかった
『飲んでみてもいい?』って訊いてみたら、『いいよ、雪解け水だから美味しいよ
』って言ってくれて、飲んだよー
美味しかった
色んなものを見ては
『食べていい?』『飲んでいい
?』って訊いて、私、だいぶ食いしん坊みたいだったかしら
今回のハイキングの終点は、ここ
Jの後ろ姿と景色を撮っていた私ですが、
そんな様子を、バテ気味で、ちょっと遅れていたまこっちゃんが撮ってくれてたよ
アリガトウ!
まこっちゃん撮影
『私、去年ここに来たよ』って、嬉しさのあまりJに言ってるところの模様
素敵な景色を見ながら、ランチ
お料理の火をは別に焚き火をするようだったので、
薪になりそうな木を探しています
『あっちの辺に木が落ちてないか見てきて』って言われて、
探しに行きがてら、
『ここの川の水、飲んでいい』って訊いて、オッケーをもらったので飲みます
この川で、去年魚釣りをしたのです
その時は凍っていて、川の上に居たんだなぁと思いながらお水を頂きます
みんなで集めた木でたき火をして、
リンゴンベリーのジュースをあっためます(名前教えてもらったけど、忘れた
)
とっても美味しかったよ
瓶に入ってるのは、じゃがいも
ソーバスみたいな感じに聞こえたけど、
後から他のお友達に言ったら知らなかったので、スウェーデン料理ではなく、
サーメの人たちのお料理のよう
去年もサーメの人たちのパンを食べさせてもらったので、今回も貴重な体験だったのかもです
おかわりしました
で、
最初に会った日に、『2日前に奥さんに赤ちゃんが出来たって分かったんだよ とっても楽しみなんだ
』みたいな話を聞いていたし、
ツアーの日の変更を提案してくれたりと、とても親切にしてもらってたので、
まこっちゃんと相談して、何かお祝いとお礼がしたいねぇと言っていて。
お友達へのおみやげとは別に、念のために持って来ていたものを集めて、ランチのときにプレゼントしました
奥さんがスウェーデン人なんだけど、日本が好きなのだそうで、とっても喜んでくれて、私たちもとっても嬉しかったです
『まだあるの クリスマスみたいだよ
』みたいな感じで、ひとつひとつ見ては喜んでくれました
そして、
帰り道、コテージに送って欲しいけど、
お水を買いたいから、途中ちょっとだけスーパーに寄ってもらってもいい?って訊いたら、
快く『いいよ』って言ってくれて、
急いでお水と、あとタッパーを1つ買いました
ハイキングの後、
昨日フィーカしたお友達を夜ごはんに招いていたのですが、
カレーの他にお好み焼きも作ろうと思っていたので、昨日のうちに作っておいたカレーは、ちょっと多すぎるし、Jにもおすそ分けしようと思って
コテージまで送ってもらってから、
急いでタッパーを洗って、カレーを詰めて渡したら、
これもとっても喜んでくれて、本当に嬉しかった
まこっちゃんと、
『良かったね』と言いながら見送って
お友達が来るまでに、お好み焼きを焼いておこうと、急いで準備に取りかかります
長くなったので、その模様はまた後日
今日も読んでくれてありがとう。
伽音