まずは自分が。
ちょっと間があいてしまいました。
書くタイミングを失ったというか、いろんなことを考えていました。
離れたところにある大阪にまで揺れが届く、大きな地震がありました。
その日、うちに帰って見たテレビの映像に驚き、
その後毎日続く、現地の情報を伝える映像に、被害の大きさを改めて知る日々。
あまりにもひどく、
当初は、これが現実に起こったことなのだという事が、信じられませんでした。
同じ国の中なのに、
普段と変わらない自分のまわりの景色、
テレビをつければ、全く違う景色。
多くの人と同じく、涙を流さない日はありません。
実際に被災している方たちの大変さ、辛さ、不安、恐怖、、、その他いろんなことは、
私には、きっと想像もつかない大きさなのだと思います。
だから、なかなか日記を書けませんでした。
最初は、
いつ何が起こるか解らないのだから、
人としても、自分自身の行動なんかについても、悔いのないように生きなければと思うのがやっとだったけど、
毎日、
沢山の人が亡くなっていって、
沢山の人が辛い状況に居るけど、
その人たちを、なんとか助けようと奮闘している人たちを見て、
そういう人たちが居てくれることに感謝しなくてはと思うようになりました。
町全体がなくなったような、あの状況、
そんな中、 瓦礫ばかりだった景色に道らしき通りが出来、
本当に残念なことに、遺体で見つかる方も居るけど、助け出される方も居たり、
震源地から離れたところでは電車が走りだしたり、
不謹慎かも知れないけれど、
戦争を知らない私は、戦後立ち直って来たんだよという力強さを感じる気がして。
だから、必ずまた立ち直ることが出来るという風に思いはじめました。
遠く遠く離れたところのお友達が心配して連絡をくれたり、優しい言葉をかけてくれたり。
『日本で大きな地震』というニュースから、私を思い出してくれる事、とてもありがたいことだと思います。
ニュースでも、たくさんのありがたい支援の事が出たりしますが、
世界中の、沢山の人の優しい気持ちと祈りが、
必ず良い方へと向かわせてくれると信じています。
私に出来ることは、少ししかないかも知れないけど、
まずは今、自分に与えられたことに、精一杯取り組むこと、
悔いのないように今を生きること、
それが、いろんな循環に繋がっていくのではないかと思っています。
人の身体だって、
どこかの具合が悪くなったら、他のどこかが頑張って、具合の悪いところを補おうとするもの。
普段通りの生活が出来ている私まで途方に暮れていては、いけない。
昼夜を問わず奮闘してくれている人たちにも、
辛い状況の真っただ中にある人たちにも、申し訳ない。
まずは自分が前を向かなきゃ。
大変な思いをされている方たちの不安が、少しでも早く取り除かれますように。
少しでも早く平穏が訪れますように。
今日もありがとう。
伽音
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コメント
facebookからきました。親族と友人が被災者です。どんなに大きな津波がきてもーからの文章、傷つきました。今行方不明の友人が津波にのまれたかもしれません。
投稿: | 2011年3月15日 (火) 11時30分
こういった状況の中、何かを表現するには、注意力が必要だとは思っていたのですが、配慮不足の文章で不快な思いをさせてしまったこと、本当に申し訳ありません。
同じように感じられる方が他に出ないよう、その部分を削除しました。
辛い気持ちの中、ご指摘頂きありがとうございます。
私に出来ることは少しかも知れませんが、
何か出来ることはないかと考えたり、祈る気持ちは他の多くの方たちと同じです。
どうか、連絡のとれないお友達もご無事でありますように。
心よりお祈り致します。
投稿: 伽音 | 2011年3月15日 (火) 12時37分