お疲れさま。
今回の人生でのお役目を全て終えたようで、
おばあちゃんが昨日の夜、息をひきとりました。
月曜日に急遽入院する事になり、夜中?早朝?4時頃に一度危篤になったものの、そこから巻き返し
4人部屋まで戻ったおばあちゃん。
昨日はまた個室に移され調子が悪くなったようだったけど、
大阪に来たばかりのときにも、数日間意識不明の危篤になったところから復活したことがあったので、今回も順調に回復してくれると思っていましたが、そうではなかったようです。
夜10時頃、病院から電話が入り、
両親と3人で病室に駆けつけました。
長い間喫煙者だったおばあちゃんは、その影響と、ぜんそくも持っていたため呼吸が苦しそうでした。
酸素マスクをつけてもらって、気道を確保した姿勢にしてもらいながら、
懸命に息をしているように見えました。
話せないし、意識もないようだったけど、
それでも身体全体で頑張っているのが伝わってきて、
これ以上頑張れというのは可哀想にも思いました。
おばあちゃんに声を掛け、
肩をさすり、
頭を撫でてあげながら、
この1時間の間に多分、、、という先生の話通り、
本当に1時間のうちに、心臓の数値も、体内の酸素の数値も、0から動かなくなってしまいました。
人の死の瞬間に立ち会ったのは初めてでした。
私は無宗教だけど、
個人的には、死ぬ事は、あまり悲しいことに感じていません。
それよりは、今回の人生でやるべき事を全て終えた証なのだと思うから、ただただお疲れさまと思う気持ちです。
でも、あの、懸命に呼吸をしようと頑張っている姿を思い出すと涙が出ます。
お父さんの実家、おばあちゃんの故郷は大分なので、
そちらでお葬式やらをあげます。
長旅に耐えられなさそうになってから、連れて帰れていなかったので、
おばあちゃんにとっては久しぶりの故郷です。
昨日の夜中に、おばあちゃんは出発し、もう故郷に戻ったよう。
私たち家族は今夜から出発して、しばらく向こうで過ごします。
そんなわけで、メールのお返事など、お待たせしてしまうかと思いますが、すいません。
私は元気なのでご安心ください
今日もありがとう。
伽音
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コメント
お祖母様のご冥福をお祈りします。
伽音さんをはじめ、ご家族に見守られながら旅だたれたお祖母様はほっと胸をなでおろしているでしょう。
故郷でゆっくりご苦労を労ってあげてくださいね。
投稿: 田中哲也 | 2010年9月13日 (月) 15時25分
>田中さん
ありがとうございます
人の死の瞬間に立ち会ったのは初めてでしたが、おばあちゃんは、私には人の死の瞬間がどんなものなのかを身をもって教えてくれたのだなぁと思いました。
父には父に何かを、
母には母に何かを、
一番最後に、周りの人に色んなことを伝えて、今回の一生でやるべきスケジュールを終えたおばあちゃん、ゆっくりと休んでもらいたいです。
大分では、親戚やお友達、たくさんの方が来てくれて、おばあちゃんも懐かしく、嬉しかったと思います
大阪でお骨にしてから連れて帰ろうかとも、なりかけたのですが、かたちのあるまま故郷に連れて帰る事にして本当に良かったです。
投稿: 伽音 | 2010年9月15日 (水) 17時25分