手をつなぐ。
今日も、日陰で風通しの良いところや、夕方なんかは気持ちの良いお天気だったねぇ
電車に乗ってたら、
あのリュックタイプのコシノかばんから見て、遠足に向かう幼稚園児の団体が乗って来ました
車内が揺れるので、倒れないようにと先生が
『誰とでもいいから、お手々つなぎなさーい』と、みんなに言ったときのこと、
将来は美人になりそうな女の子が、一番に、急いで自分の近くの男の子の手を持っていきました
男の子は、手をとられたことに反応するというよりは、
なんだかぼんやりしていたけれど
それを見ていて
『お、あの女の子は、もしかしてあの子のことが?』と思えて、微笑ましかったです
それで、
自分の幼稚園時代のことを、ちょっと思い出していたんだけど、
遠足なんかにいくとき、
2列になって、男女で手をつないで歩くようになっていて、
それは多分、背の順だったか、名前の順だったかで、隣りになった子とペアになったのですが、私だけ毎回違ったのです
クラスに1人、とてものんびり屋の男の子がいて、
いつも歩かなかったり、どこかに行ってしまいそうになったりで、みんなから遅れてしまうので、
ペアになった女の子が嫌がってしまったり、どうしようもなくなってしまったり、手をつなぐのをやめて、男の子をおいてきちゃったり
先生も、見なきゃいけない範囲が広がるので大変だったんだと思うけど、
ある日、何でだったか、
私とその男の子がペアになったことがあって、
それ以来、順番的にペアにならないときも、毎回その子と手をつなぐようにと先生に言われるようになりました
多分、
なかなか進まないその子を、私は自分の体重をかけて引っ張って歩かせてたからだと思う
なんなら、その子は後ろに体重をかけてくるので、私としては、ものすごく重くて大変だったんだけど、毎回引っ張ってました
今思うと、その頃の私ったら、今より勇ましいところがあったのかも
今頃あの子は、どんな風に成長しているのでしょうか
伽音
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