私の幼稚園の頃は
腕がだるい。。。
でも、嫌なだるさじゃないです
さて、ここ数日姪っ子話しが多いので、今日は私の小さい頃のお話を
ワタクシ、幼稚園は年中組さんから通いました
お家のお隣りが今でも母園なのですが、初めて行ったときのことは今でも覚えています
その頃から人見知りだった私は、知らないコばかりの中で溶け込めず、
ずっとカーテンを自分に巻きつけて隠れていました
そんなこんなな初日から、徐々に幼稚園に慣れていき、
学芸会の劇の練習では、セリフを覚えていないと先生に叱られるということを覚え
なるべくセリフの少ない役に自ら志願するようなコでした(あ、でも最後の方は、覚えなきゃいけないこといっぱいのナレーターとかになったりもしたんだよ
そして、それもわりと気に入ってやってました
)
年長さんになった、とある学芸会の役決めの日。
セリフの少ない役はどれかなと探していると、
『第一のこやぎ』がありました
そのときは、『七匹のこやぎ』の劇をしたんだけど、
役の数より園児数の方が多いので、場面によって7匹のこやぎを色んなコがやるという風になっていたのです
私が目をつけた『第一のこやぎ』のセリフは
『あぁ、おもしろかった』の一言のみ
しかも、劇の一番最初に出てきて、先生に言われた動きで元気にそのセリフを言ったら、もう後は何もないという、なんともオイシイ役どころ
勿論、希望者の挙手に勢い良く手を挙げて立候補
『第一のこやぎ』は、女の子1人と男の子1人の2人でやるんだけど、
手を挙げたのは私だけ
即効で役が決定で安堵の私
そして、他に立候補したけど希望が叶わなかった男の子が相棒となり、
練習のときも、当日も、相棒と一緒に楽々こなしました
そんなある日、お友達(名前は忘れた)の男の子が転園していくことになったのです
その男の子というのが、なんと『第一のこやぎ』の相棒のコ
最後にみんな、ひとりひとりがお別れの言葉を言おうってことになって、
今だとそんな事、先生も言わないと思うけど、
先生が
『男の子は握手して、お別れの言葉を言おうねー 女の子はほっぺにチュ
してお別れの言葉言ってもいいよ
チュ
しないコは握手でもいいからねー
』と言ったのです
まだ幼稚園生ですけれど、
ワタクシ内心とっても驚いていました
『チュだなんて、出来るわけないじゃないっ
先生そんなこと言わないでよ
』
と思ったものの、
すぐに
『あ、でもみんなもきっと出来ないから、結局みんな握手になるから大丈夫かー それに先生は「やってもいいよ」って言っただけで、絶対って言ってないもん
』と思い直し、それでも気になって、並んで順番を待ちながら、女子たちの動向をチェック
すると、驚くことに、みんなチュってやってるんですよーーー
どうしようどうしよう、、、
男の子以外誰も握手してないよ
と、焦り始めます
どんどん近くなる自分の順番
そして遂に自分の番に
握手しました
もう、動揺しすぎて何を言ったかも覚えてないです
『第一のこやぎ』を一緒にやり遂げた仲間なのに、申し訳なく思っていた私だったけれど、
そのコは、いつもと変わらない笑顔で応えてくれて、とても嬉しかったのを覚えてます
そんな、幼稚園の頃の私
今日も読んでくれてありがとう。
伽音
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