« 銀河鉄道の夜 | トップページ | 集合! »

2009年8月12日 (水)

まわり道。

何か新しいことに向かうときは、たいていちょっと怖いというか、
なんだか踏み出すのをためらったりしてしまいがち。


どこへ向かっても、間違いなんてひとつもなくて、
後から考えれば全て、自分には一番いいタイミングで起こってくれたと思えるのに。
だからどこへ行って、どうなろうが、全部自分の糧になることなのに。

頭では解っていても、いざとなると、ちょっとしりごみ

どの流れに身を任せればいいのかと、考えてしまいがち。


踏み出した先に、もしかして道がないんじゃないかという不安。
やっぱり引き返した方が安全で、平和なんじゃないかという迷い。

あ~ぁ
難しい
自分なのに、自分じゃない感じ。
どうしたいのか、どう思ってるのか、なんかよく解らないな

Sn330118 Sn330119


そんなことを考えながら、音楽を聴いて、携帯をいじって、電車を待っていると、
肩をポンポンと叩かれました

見ると、同じように電車を待っている初老のおじさん。
イヤホンを外して、おじさんの言葉に耳を傾けると

『これ、曲がってます?まっすぐに見えますか?』と。


おじさんの指す先には、ホームに引かれた線。
おじさんは、ちょっと、丸みを帯びた部分を指差してました。

『ちょっと、曲がってますねぇ』と答えたら、おじさんは安心したように
『あぁ、良かった いや、曲がってるように見えるけど、自分の目がおかしくなったのかと思ってねぇ』と言いました。

『大丈夫ですよ、ほら、あっちの線も歪んでます』なんていう会話をしつつ、おじさんの乗る電車がホームに入ってきて、おじさんはその電車に乗って去って行きました


それで、自分の乗る電車がやって来て、私もそれに乗り込んでホームを後にしながら、線について考えてみました

まっすぐのはずなのに、と思った線が歪んでいて、
自分だけが曲がって見えるんじゃないかと不安になって。
そういうのって、他のことでもあるなぁと。


で、最初に書いたことと繋げるならば、
どこへ向かっても正解ならば、私の行く道は、ある意味まっすぐなのかも知れない。

だけど、自分としては、たくさんたくさんまわり道をして、迷ったり泣いたり悲しんだり苦しんだり。
笑ったり喜んだり楽しんだりして歩いていく道で。
それは、なんだかまっすぐには感じられず。
くねくねと、あっちへ行ったりこっちへ来たりに思えるなぁって

だけど、歪んだり曲がったりしている方が、なんだか憎めなくて、味があって、いいじゃないか
って、思いました。


まわり道というと、なんだかしんどそうに感じるけど、『寄り道』みたく楽しめるようになれたら、思えたら、いいなぁ



だけど、頭では解っていても、踏み出す前は、迷うのです



今日もいろいろありがとう。




                            伽音

|

« 銀河鉄道の夜 | トップページ | 集合! »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。