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2008年7月10日 (木)

風船のこと。

今日は夕方には秋っぽくて、わりと涼しい風が吹いてて、お天気も良かったしとっても気持ちいい中、PINOを食べ食べ帰りました

気持ちいいなぁと空を見ながら歩いてたんだけど、なにやら銀色に光る物体が飛んでる



多分、風船でした。
誰かの手から離れちゃったんだなぁと思いながら、少し眺めていたんだけど、伽音が小学生になったばかりの運動会か何かの行事で、学校の大きな記念の年だったというコトもあって、運動場からみんなでカラフルな風船を空に飛ばしました
お花の種と小さなお手紙をつけたと思います

生まれて初めての景色で、青い空に色とりどりの風船が飛び立っていくのをすごくわくわくした気持ちで見上げていました。

それで、帰ってから『すごかったあんなにキレイの、来年もまたやればいいのに』って興奮気味に言うと、お父さんが『あれはあかん』と言ったのでびっくりしました。
空の高いところまで飛んでいって、風船が海に落ちるとイルカや亀がそれを食べてしまって死んでしまうんだっていうコトを教えてくれて、だからお父さんはちょっと怒っていました。

小さいながらに、
『あんなにキレイなのになぁ』って思う気持ちと、
『でも、海の生き物が今日空に飛ばした風船のせいで死んでしまったら、とても悲しいし良くないな』っていう気持ちとで複雑な思いになったんだけど、

オトナになった今でも、一度だけ見た忘れられないあのキレイな光景に憧れる気持ちと、小さい頃と同じように、何も悪くない海の生き物の命を奪うかも知れないという不安が一緒に同居しています。


小学校1年生の頃からは、もうだいぶ色んなものが進んだけど、もうそんな風船じゃなくなってるのかしら???



今日も読んでくれてありがとう。



                                   伽音

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